教育の目的
建設業は請負業務であり建設業法など法律とも深くかかわっています。
また、土地に依存し、自然条件の影響を受けるため、日々環境条件が変わる中での作業となります。
そのため関係する知識や技術の習得はもちろん、自発的に考えて行動する事が出来る人材の育成を含めた教育制度です。
教育プロセス
- 入社1年目
- 入社2-6年目
- 入社7-14年目
- 15年目以降
- 環境順応化+適応化
- 戦力化
- プロ化
- 指導者他
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- 入社1年目環境順応化+適応化
- 作業を実施する上での基本的な事柄を覚えます。また作業に必要な講習を受けて作業資格等を取得します。段階新卒者・未経験者においては、社会人としての一般知識や業界用語等基礎的知識を習得する段階です。教育内容入社前又は入社後、新入社員教育として外部の教育機関が実施する講習に参加してもらいます。また、作業を実施する上での基本的な講習を受けてもらいます。
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- 入社2-6年目戦力化
- 建設機械の作業資格や技術講習を受講し,より高度な作業を覚えます。また,2級の施工管理技士等を目指します。段階先輩の指示により的確に仕事をこなし,ある程度任せられる段階です。教育内容各種講習を受講し,作業をするために必要な資格を取得してもらいます。
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- 入社7-14年目プロ化
≪主任・係長≫ - 現場を管理するための工程や品質,安全管理等について経験を積みながら,1級の施工管理技士等の国家資格を目指します。段階工事を効率的に無事故で完成させるため,工程,品質,原価,安全等を総合的に考えて実行する段階です。教育内容現場の施工を効率的に行うため,講習会や研修会に参加し技術や知識の向上に努めてもらいます。また,施工管理技術者として積極的に国家試験合格を目指します。
- 入社7-14年目プロ化
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- 15年目以降指導者他
≪課長・部長≫ - 安全で効率的な施工を指導し,無事故での完成に導くと共に,部下の指導育成に努めます。段階各工事間の調整や原価等について管理・指導するのが主な仕事です。教育内容新技術等についての知識や指導方法等についての各種講習会を積極的に受講します
- 15年目以降指導者他
主な資格種類
施工管理技士
種類
土木、建築、建設機械、管、造園他
資格等級
1級、2級
受験資格
・1級の第一次検定は、19歳以上(受験年度末時点)であれば受験可能
・2級の第一次検定は、17歳以上(受験年度末時点)であれば受験可能(従前から変更なし)
・1級及び2級の第二次検定は、第一次検定合格後の一定期間の実務経験などで受験可能(なお、令和10年度までの間は、制度改正前の受験資格要件による第二次検定受験が可能)
建設業経理士
資格等級
1級、2級
受験資格
制限は一切ありません。